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想学談林―管理者のブログ

50代に突入した創価学会の元活動家のブログです。 日蓮や仏教の事について、日々考えていますが、その事についてはこのブログとは別に、「想学談林」というホームページにまとめています。 ここでは日々に考えた事についてつらつらと書き連ねています。

【20180625】観心について①

こんにちは(  ̄ー ̄)ノ

観心本尊抄も何だかんだで読み終えるのに二ヶ月ほどかかってしまいました。読み込んだ内容については、本ウェブサイトにアップしましたが、実はより詳細に読もうと思ったら、収集つかなくなりそうなので、一旦は止めました。

日蓮の文字曼荼羅ですが、やはり内容を突っ込んでいくと「観心」という事が重要な事になっていく事を理解できましたが、この観心となると中々奥が深いですね。

僕はこの御書、観心本尊抄を読むまでは、一念三千というのは天台大師の摩訶止観に書かれていると思っていましたが、実際には「説己心中所行法門」としか説かれておらず、止観行の時のポイントとして教えられる事だったという事をはじめて知りました。

日蓮が本尊と述べていたのは、法華経であり御題目だったりして、あとは可能であれは釈迦像を置いたりしても良いという事でしたが、その日蓮の直弟子ともいう日興師は、日蓮の本尊は文字曼荼羅と云いながら、文字曼荼羅を無闇やたらと授与することは厳しく戒めてました。

要は形木にして本尊を印刷して授与することは、日蓮の本尊を軽んじる事であると、富士一跡門徒存知事に書かれています。

「一、御筆の本尊を以て形木に彫み不信の輩に授与して軽賎する由諸方に其の聞え有り所謂日向日頂日春等なり。」

でも創価学会では戦後の「大躍進」で、この文字曼荼羅をばら蒔いてましたよね、しかもその意義は「幸福製造機」と呼んで。

「不信の輩に授与なんてしていない!適当な事を言うな!」

なんて言うのかもしれませんが、実際にお巻きしたまま無くしたり、夜逃げで文字曼荼羅を置いていったりと、その御不敬の様は見るも無惨な感じも多くありましたよね。

日蓮は御題目の流布は考えていたのでしょう。しかし文字曼荼羅の流布まで果たして考えていたのか。いや、流布というよりばら蒔きをです。

この文字曼荼羅は「如来滅後五五百歳始観心本尊抄」の意義をもつものであれば、やはり観心が主たるものですよね。

日蓮はこの事について、唱法華題目抄で以下の様に語ってました。

「愚者多き世となれば一念三千の観を先とせず其の志あらん人は必ず習学して之を観ずべし。」

この御書では、御題目を唱える事は大事だが、こと一念三千の観心を知らない愚人が多いのであれば、観心を前面に出す必要はないし、もし観心に興味があり、取り組んでみたい人が居たなら、まずはしっかりと習学してから後、観心は行うべきであると言ってます。

そこから考えても観心の本尊である文字曼荼羅は、やはり無闇やたらと授与すべきものではなかったのではありませんか?

この事からしても、文字曼荼羅の扱い方自体、もう少し見直しをしたほうが良いですね。

「日蓮大聖人直筆の御本尊は、すべて事の本尊であり、創価学会が受持する御本尊を認定します」

なんて安易なものでは無いでしょう。

さて、観心について。
これを考えるとやはり「止観」という事を知る必要が出てくる様に思います。

日蓮はこの観心という事については、以下の様に観心本尊抄では語ってますね。

「観心とは我が己心を観じて十法界を見る是を観心と云うなり」

つまり観心とは自身の心の奥底に地獄界から仏界まで具備されている事をみる事と言ってますが、具体的には仏の心(仏性)を心のなかに観て、それと他の九界、またそれらと衆生世間や国土世間との関連を、しっかりと理解する事を観心と言うのでしょう。

以前にも何かの本で読んだことがありますが、人が自分の中の無意識領域、これは九識論で言うところの末那識(七識の事で意識の底にある識)以下を無闇に探ろうとすれば、精神的にかなりダメージを受ける事があると言うのです。

そこから言えば、この観心という事については、やはり慎重に考えて行くべきであり、安易に取り組むのも注意が必要でしょう。

それがあるから日蓮も「観心を先とせず」とある様に、まずは御題目を唱えていくという事を勧めていたと思います。

もしかしたら、これは仮定ですが、創価学会の活動家幹部の中に、人格的に破綻した人もいますが、これの原因なんかは、この文字曼荼羅に対する無知から来たなんて事はありませんかね?

この事は、これからも書いていきますが、取り合えず今回はここまでという事で。

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