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想学談林―管理者のブログ

50代に突入した創価学会の元活動家のブログです。 日蓮や仏教の事について、日々考えていますが、その事についてはこのブログとは別に、「想学談林」というホームページにまとめています。 ここでは日々に考えた事についてつらつらと書き連ねています。

【20180528】日蓮の姿

こんにちは( *・ω・)ノ

今日は仕事を休みたいな~と思ったりしましたが、サラリーマンとはそんな個人の感情通りに生きられないもので、独身であればまだしも、家族を持つと、やはり家族を食わせる為には、多生辛かろうが仕事をしなければなりません。

楽をするのは死んでからなんでしょうかね。

でも死後にのんびり出来るかどうか、今の僕には分かりませぬ。

さて今年に入り、個人的な動機で開目抄を読み、観心本尊抄に取り組んでます。

創価学会の教学では、多くの御書を断片的に取り上げ、それこそ切り口を組織に有利な内容で解釈して教えます。

そして活動家達は、その教えられた事が仏教であり、日蓮の考え方だと信じて、さも知ったような錯覚をしてしまうんですよね。

でも実際に読んでみると、かなり違う事というのが多くあります。

立正安国論は昨年読んだので、今回の観心本尊抄を読み終えると、五大部のうち三大部は読んだ事になります。

「たったそれだけか?」

そんな風に思われるかもしれませんが、それだけでも読んでいくと、様々な事が理解できます。

創価学会では、過去に大石寺と共にやっていた事から、日蓮は末法の御本仏だと未だに信じている人が沢山居ます。

2014年の会則改正で、その考え方を変えたはずですが、多くの活動家幹部にとって、いまだ日蓮は御本仏である事は変わってません。

では御書の中ではどうなのかと言えば、どこを読んでも自身が久遠実成の釈尊よりも根源に位置する本仏なんて事は、どこにもありません。

またこの事に派生して、六老僧の関係についてもある程度理解する事が出来ました。

これはどんずば御書には書いてありませんが、立正安国論や開目抄、また観心本尊抄を読み込む際に、どうしても日蓮の歴史や門下の歴史にも触れる必要が出てくるので、調べていくうちに理解できました。

五老僧は単純に師敵対の裏切り者とかではありません。

彼らの一人一人には、彼らなりの歴史がしっかりとあるんですよ。

日蓮は恐らく自身を「天台沙門(天台宗の僧)」と考えていたでしょう。

これは現存する日興師の手による写本の立正安国論にも「天台沙門 日蓮」とある事からも推測できますし、独自の法門を確立したと言われる佐渡流罪当時の開目抄や観心本尊抄においても、仏教の極説は天台大師の一念三千であるという内容となっている事から、この事は容易に類推できます。

観心本尊抄では冒頭に「本朝沙門 日蓮」とありますが、これも意味的には「日本の出家僧 日蓮」という意味であり、これは三国四師という流れのなかで、自身が今までより一重深く入り、中国出世の天台大師の一念三千をより深く解釈したという意味であって、独自の仏教を打ち立てるというものではありません。

この辺りについて、興門派の始祖でもある日興師は、遺戒で以下の様に述べています。

「当門流に於ては御書を心肝に染め極理を師伝して若し間有らば台家を聞く可き事。」(日興遺戒置文)

これの意味の一つには、日蓮の残した教えとは、まさに天台仏教なので、そのまま学んだら、そこに引き刷られ自分達も天台宗の一つなってしまうという、日興師の危惧があっての遺言なのかもしれませんね。

日興師の理解では、日蓮の教えは天台大師より、一重深く入った法門であるという事でしたからね。

日蓮は独自の宗派を興すつもりは更々無く、天台法華宗の僧侶であり、末法の時代に再誕した上行菩薩の位置付けだと理解していた節がありますが、その弟子が独自の自宗派という事に執着するのも、どうなんでしょうね。

そもそも日蓮の教えの基礎は、天台大師の教学なので、そこへの理解は不可欠のはずなんですけど、そういう話は聞いたことがありません。

恐らく創価学会の中では「五時八教」とか「一念三千」と言っても、日蓮が説き始めた事で、十界論についても日蓮だと思っている人が大半なのではありませんか?

でもまあ、立正安国論や開目抄、また観心本尊抄を読み進む毎に、僕なんかの中には、人間・鎌倉時代に生きた僧侶の日蓮という実像が、どんどん強くなっていきます。

自分が信仰する教えと、その元祖について、学ぶ事はとても大事なことですよね。

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