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想学談林―管理者のブログ

50代に突入した創価学会の元活動家のブログです。 日蓮や仏教の事について、日々考えていますが、その事についてはこのブログとは別に、「想学談林」というホームページにまとめています。 ここでは日々に考えた事についてつらつらと書き連ねています。

【20180109】ご利益と仏罰のメカニズム

こんにちは(  ̄ー ̄)ノ

年明けで実質は今日から仕事始めという人もいるでしょう。朝の通勤ラッシュも日常のレベルに戻りました。

僕が創価学会の活動から、一線引いて止めて今年で十年以上経過しました。

当初、僕の嫁のお腹の中に子供がいる時、先輩幹部からは如何にも子供や私生活において仏罰が出るというような話をされ、とても嫌な気分になったのですが、あれから十年以上経過して、僕が仏罰だと思うような事は一度もありませんでした。

「創価学会を離れ、永遠の幸福軌道からずれてしまったならば、それは不幸な事である」

そんな御大の指導も過去にあったり、また学会組織から離れたら、始めは事なき様だが、確実に幸福から離れ大事になると言われたり。

そんな事を心の奥に感じて、活動を止めずに組織幹部の言葉を愚直に信じて戦おうなんて人も居るかと思いますが、けしてそんな事はありませんよ。

この「功徳(ご利益)」と「罰」についての考え方は、創価学会設立時に遡って、昔からある理屈なんですね。

「御本尊様は偉大な力がおありになる。罰なくして大利益があるわけがない。子を叱る力のない父が、子に幸福を与えられない。御本尊様をじっと拝んでみよ。『若し悩乱せん者は頭七分に破れん』との御本尊様のおおせが聞こえないか。御本尊様が罰をおおせではないか」

これは有名な牧口会長の指導です。

ここで牧口会長は御本尊、つまり日蓮の文字曼荼羅に力があると云い、その証拠に日蓮の文字曼荼羅に認められている讃文をあげています。

しかしここに後世の人が誤解を招く事が二つほど隠されているのですが、気づく人はそれほど居ないでしょう。

1、文字曼荼羅には力は無い
「此の御本尊全く余所に求る事なかれ只我れ等衆生の法華経を持ちて南無妙法蓮華経と唱うる胸中の肉団におはしますなり、是を九識心王真如の都とは申すなり」
(日女御前御返事)


これは日蓮の言葉でとても有名なものですが、日蓮の考え方として、文字曼荼羅に顕した相とは、御題目を唱える側の人の心の中にあると言います。

だから正確に言えば、御本尊に祈るがわに力が有るわけであって、文字曼荼羅はその対境に過ぎず、文字曼荼羅自体に力が有るわけでは無いのです。

例えば鏡。綺麗な鏡があったとして、それを見て日々身なりを調え、しっかりとした姿になれるとして、「この鏡に力があるから、身だしなみは完璧だ」なんて言いますか?

まあ牧口会長はそれを見越して指導をしたのかも知れませんが、御本尊という存在に力があると言うのは、そういう事に誤解を招き、大きな間違いでしょう。

あと一つ。
文字曼荼羅の讃文にある「若悩乱者頭破作七分」「有供養者福過十号」ですが、日蓮の書写した文字曼荼羅でも書かれていたり、いなかったりします。

つまり文字曼荼羅の相貌としては、対して重要な讃文ではないと思われます。

「功徳と罰を明記した」

それについて異論はありませんが、ここでいう功徳とは、仏の備える福徳と云うものを得られるという事であり、けしてご利益があるという事ではありません。

では罰とかご利益はどこから来るのか、それは自身の心の中から出てくるのです。

「又衆生の心けがるれば土もけがれ心清ければ土も清しとて浄土と云ひ穢土と云うも土に二の隔なし只我等が心の善悪によると見えたり」
(一生成仏抄)


ここで人が満足できるか、苦しむのか、それは人の心の善悪に依ると日蓮は述べています。

その言葉を借りるのであれば、創価学会で活動するも活動しないも、それによる人生の善悪は、その本人の心次第と言うことです。

「学会活動をやめてしまったら、仏罰にあうから止められない」

そう心底信じている人が、学会組織から離れて活動を止めたら、まあ幹部が喜ぶような仏罰をもれなく貰う事、間違いないでしょう。

逆に「んなもん、組織から離れたとして、何事か仏罰なんてあろうか!」という人は、何も起きません。

だから幹部が口酸っぱく「組織から離れたら仏罰にあってひどい目に遇うぞ!」みたいな事を、入れ替わり立ち替わり活動を止めようとする人に吹聴するのは、ある意味で理屈に叶った行動と言えますね。

僕はこの事を、青年部後半から理解していましたので、先の先輩とかから何を言われようと、逆に「んなこと有るかい!!」と、常に強気で居ることを心がけてきました。

人生なんて創価学会で活動しようがしまいが、良い事も悪いこともありますよ。

そもそも信仰を持つ目的とは、そんな目先の事で右往左往しない自分自身を作るためであって、組織に利用される事ではありません。

どうか堂々と組織とはやりあって欲しいモノですね。

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