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想学談林―管理者のブログ

50代に突入した創価学会の元活動家のブログです。 日蓮や仏教の事について、日々考えていますが、その事についてはこのブログとは別に、「想学談林」というホームページにまとめています。 ここでは日々に考えた事についてつらつらと書き連ねています。

【20180726】僕の日蓮観④

こんにちは( *・ω・)ノ

日々暑い暑い言うても仕方が無い事なのですが、それでも平日の朝、暑くて目が覚めるのは精神衛生上も極めて良くない事ですよね。
まだ七月言うのにこの暑さ。これは危険な感じですね。

さて、まだまだ法華講員からのメールに関して続けます。以下が続きの内容です。

参考:法華講員からのメール

「あなたは以前、「今の時代、志ある人が学び再考していく必要がある段階に来ているのではありませんかね?」とおっしゃっており、あなた自身も少なからずそのつもりであると思われますが、もうすでに過去にそれをやろうとした人の中に南北朝時代の天台僧であった日什という人がいます。彼は晩年に大聖人の御書を拝して、末法の法華経は大聖人の教えでなければならないと判断しましたが結果的にその御書に説かれる教えだけを依り処として顕本法華宗とする自宗派を開きました。」



ここでご丁寧に「経巻相承」を唱えた顕本法華宗と僕を準えています。まるで僕が日蓮からの御書相承という事を考えていると捉えられたのでしょうか。

ここで今の段階における僕の日蓮観について語って置きたいと思います。

僕は確かに鎌倉時代の日蓮の視座から、仏教を学び始めました。一応、青年部時代には創価学会の中で青年教学一級を取り、壮年部に移行してから教授という肩書きを持つ資格はあるようですが、正直言ってこの創価学会の教学部の肩書きなんて、糞の役にも立ってません。

まあ実際には創価学会の組織活動を一切してないことから、教授認定されなかったようです。これでも青年部時代には分県教学部長をやってた時期もあったのですが、要は活動から離れた人間は教学で活動にハッパを掛けられないから無用と判断されたようです。

非活になった当初には「日蓮の志を現代に理解したい」と様々な文献をあたり、有識者とも懇談の機会を得たりして、様々な事を学んできました。

しかし結果として理解出来たのは、日蓮の仏教とは天台宗の教学を基礎として、それを独自に鎌倉時代において解釈し、展開したものであるという事です。

確かに日蓮の解釈とは、優れたものですが、それこそ「末法の御本仏・日蓮大聖人」と崇め奉るほどには考えていません。

恐らく当時よりも、現代の方が仏教関係に於いては研究が進んでいるでしょう。

良く云う事ですが、日蓮の時代には法華経は釈迦の直説であったと考えられていた様です。しかし現代に於いて法華経は釈迦滅後、後生に成立したというのが常識です。
また法華三部経に於いても、無量義経や観音経もサンスクリット語版が存在せず、漢訳版しか無い事も判明しています。

つまり日蓮が展開していた教相判釈の元は天台宗のモノがベースですが、それもこの歴史的な事実の前では、意味合いを変えざるを得なくなっています。

つまり日蓮が持った仏教観とは、天台大師が独自に構築した仏教観の上に成り立っている。

歴史に「もし」は厳禁ですが、もし日蓮が現代に居たら、違う展開をしていたと思います。

僕はこの事から何を言いたいかと言えば、この様な教相面から言っても「資師相承」とか、仏教寺院等で言われる「血脈相承」には、既に何の意味合いも僕は感じていないのです。

江戸時代に寺請制度のなか、権力側の機構として日本の各仏教寺院は存在する事になりました。そこには恐らく公的な扶助もあった事でしょう。またそんな事から醸成された寺院という存在は、結果、先の記事に書いたように、例えば大石寺では三鳥派や堅樹派に対する弾圧を、寺社奉行の威力を借りて実施するという事になりました。

明治時代の初期に吹き荒れた「廃仏棄釈運動」という、仏教寺院に対する逆風の背景には、そんな民衆の仏教寺院に対する反発もあったのではありませんか?

寺院や僧侶には、文化としての様々な儀式や化義の伝承という為に、相承や血脈というのが必要なのかもしれませんが、僕は化義や儀式を伝承したいとは、全然思いませんので、そういった事には無関心です。

そんな僕に顕本法華宗の日什師を当てはめて、経巻相承なんて指摘されても、それは的はずれというものです。

僕はどこぞの宗教を起こす積りもありませんし、当然ながら、創価学会内に徒党を組んで活動する気も更々ありません。

もう少し宗門の視点で捉えるのではなく、俯瞰して見ていただきたいものですね。

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